感動と美しさが止まらない テガミバチ
一言で表すと
とても美しい漫画です。
“とにかく綺麗”というのが素直な感想です。
人の心を題材にして作り上げられた漫画。
手紙に込められた心を届ける仕事“テガミバチ”を描いていて、ひとつひとつのストーリーにも感動をおぼえます。
ジャンプらしさとして、鎧蟲(がいちゅう)と呼ばれる心に反応する怪物と戦うシーンが含まれています。
この鎧蟲を倒すのもテガミバチの仕事の1つです。
主人公のラグが小さい頃にテガミバチであるゴーシュに助けてもらい、憧れを抱き、
テガミバチを目指すのですが…
いざテガミバチになってみると
ゴーシュの人格が変わっている…
調べてみると政府と関係が?
心を使いすぎると…
人工的に作られた太陽の正体とは?
昔起きた事故と今の世界の状況の関係が…
などいろいろな話が同時並行して進んでいます。
そして古代の害虫たちも目を覚まし世界がピンチ!
美しい漫画ですが、人間の悪い部分や戦いなどがよく描かれていて、とても読み応えのある作品でした。
すでに完結していますので、全巻一気に読むことができます。
この漫画の1番の売りは““感動”だと思っています。
僕の母親も読んでいて、学生だけでなく大人も楽しめる漫画となっています。
僕は道徳の授業で使ってもいいくらいメッセージ性の強い漫画だと思いました。
人の心について不安がある方、感動を感じたいという方、読んでみてはいかがでしょうか。